クイーンズブレイク
今回のリゾート全面改装の目玉は、新たにデビューした「クイーンズブレイクプール」とアメニティデッキです。ワイキキで最も有名なサーフブレイクの「クイーンズ」を見下ろし、ヤシの木の間に浮かんでいるオアシスのように贅沢なオープンエアのプールデッキは３つのスペースからなります。ワイキキビーチを一望できるファミリーエリアにはラウンジチェアとカバナのあるプール、キッズスプラッシュパッド、芝生ゲーム、ファイヤーピットがあり、アウトドアレストランの「クイーンズブレイク」ではライブ音楽とエンターテインメントが楽しめます。プライベートな大人向けエリアには、１日を通して賑わいを見せるプールサイドバーとプライベートカバナのあるプール、特大サイズのホットタブを備えています。
デッキではヨガから地元のアーティストによる夜のライブ音楽まで、地元コミュニティとハワイ文化とのつながりを重視した充実のプログラムを幅広い年齢層のゲストにお楽しみいただけるようになりました。３４箇所ある新しいプールカバナは昼から夜まで利用でき、お子様向けのアメニティ満載のファミリーカバナメニューやシェフのキュレートした厳選メニューをキャンドルライトのもとを味わえるディナーといった特別な体験を楽しめます。
ヌノ・アルヴェスが総料理長を務める新しいクイーンズブレイクレストランでは、活気に満ちた雰囲気の中、ワイキキを一望できる景観と美しい夕日を眺めながら新鮮なハワイの素材や調理法を活かした美味しい料理や地元蒸溜所で作られたハワイ産リキュールのカクテルなどを楽しむことができます。昼と夜で表情を変えるクイーンズブレイクはプールサイドでの軽食にも、音楽を聴きながらヤシの木の下でくつろぎたい夜にも最適です。
オーシャンフロントの客室とスイート
2つの大きなタワーにまたがる135室のスイートを含む1,310室の全客室はCRA Architecture社がインテリアデザインを手掛け、モダンなビーチカルチャーとハワイらしさあふれるスタイリッシュな空間に生まれ変わりました。スイートは床から天井まで届くオーバーサイズの窓とプライベートバルコニーを備え、ターコイズブルーの太平洋と雄大な山々やダイヤモンドヘッドの眺望といったハワイの自然美を堪能することができます。インテリアデザイナーのビアンカ・イー氏は、世界有数の白砂のビーチ、自由奔放なライフスタイルとアロハのこもったおもてなしの精神で知られるオアフ島の「ワイキキビーチボーイズ」のサーフカルチャーからインスピレーションを得ています。舟板調のウッドパネルと暖かみのある美しい木目デザインをとり入れた客室内の家具や調度品、ベッド上部の壁に飾られたワイキキのサンゴ礁をモチーフとした海を彷彿とさせる立体アートがハワイのマイホームのようにカジュアルで居心地の良い雰囲気を演出しています。インテリアにもビーチボーイズのライフスタイルをさりげなく取り込んだ珊瑚やターコイズ色のアクセントピローやロープ織りデザインのディテールがあしらわれ、ハワイらしさを感じさせる空間を作り上げています。全面リニューアルされた客室は、面積にして最大45㎡のワイキキのホテルの中でもっとも広いゆとりのある設計で、改装された太平洋を見下ろすバルコニーからは、ワイキキの街並みや有名なダイヤモンドヘッドの絶景を眺めることができます。
多彩なダイニング
アルヴェス総料理長が監督する新しいオープンエアのクイーンブレイクレストランとカリナリープログラムの他、リゾート内にはイタリアンレストランの「アランチーノ・ディ・マーレ」、「d.k.ステーキハウス」、「サンセイ・シーフードレストラン＆寿司バー」、「クヒオ・ビーチ・グリル」の4つの多彩なレストランが揃っています。
クイーンズブレイクに向かう前に、クヒオ・ビーチ・グリルで朝食を摂って一日をスタート。夜にはオアフ島で最初に店内でのビーフ乾燥熟成を始めたd.k.ステーキハウスで有名なドライエイジングステーキと豊富なワインセレクションを。またはコンテンポラリーな寿司と斬新なフュージョンシーフードが味わえるサンセイで思い出に残るディナーをどうぞ。ともに受賞歴のあるレストランは地元で有名なオーナーシェフのデイブ“DK”コダマ氏が監督しています。
本格的なイタリア料理をお探しの方は、数々の賞に輝くアランチーノへ。「小さなオレンジ」を意味するレストラン名は、オレンジ色のペンキのバケツに由来しています。総料理長の濱本大輔と地元の稲村一家がプロデュースする上質なイタリア料理は、ゲストや地元の人々にも好評です。全て自家製のパスタの中でも特に人気のウニのパスタ「スパゲッティ・アイ・リッチ・ディ・マーレ」や、エビ、玉ねぎ、モッツァレラ、パルメザンチーズとガーリックチップスをのせたオーナーお気に入りのピザなどがおすすめです。
パブリックスペースと新しいロビー
リゾートの各所に展示されているハワイの工芸品やアートは、地元の文化とリゾートの建つ場所の歴史を讃えています。この地はかつてハワイ最後の君主のリリウオカラニ女王の夏の別荘のある場所でした。リニューアルした「ナネアロビー」では、モダンなデザインのオープンスペースでくつろぎながら、ロビーの中央を飾る約18mx6mの巨大な木製パネルの彫刻「Ka Maka Hinu」（明るい顔）を鑑賞することができます。このアートワークは、地元アーティストのカイヴィ・ヌイ・ユーン氏がリリウオカラニ女王の国民への愛情を表現したものです。
