2020年2月17日にハワイ州観光局は、今後のサーフィンに関する取り組みを記者会見にて発表いたしました。
夏に開催される大会に向けて、注目を浴びるサーフィン。サーフィンの起源は、ハワイにあります。ハワイ州観光局では、ハワイでのサーフィンカルチャーをより広めるべく活動して参ります。
ハワイ州知事のデイビット・イゲ氏、ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)のプレジデント兼CEOのクリス・テイタム、クイックシルバーのアロハアンバサダーを務めたジョージ・カムさん、日本人でハワイに名を刻むプロサーファーの脇田貴之さん、東京出身ハワイ育ちのすみれさん、ハワイに何度も通う今井翼さんをお招きし、ハワイの魅力だけでなく、サーフィンについても語っていただきました。
記者会見の様子をお届けいたします。
「サーフィン」プレス発表を開催
2020.03.05注目を集めるハワイのサーフィン
HTA CEO兼プレジデント クリス・テイタム氏
今回初来日したクリス・テイタム(HTA)は、ハワイ州観光局の2020年のサーフィンに関する活動展開について説明しました。
「2020年の夏に開催される夏季国際競技大会の新種目となったサーフィン。
ハワイ出身のジョンジョン・フローレンス選手やカリッサ・ムーア選手がアメリカ代表としてすでに決定しており、ハワイのローカルもとても注目しています。」
ハワイのサーフィンの歴史とともに、ハワイ州のレスポンシブルツーリズム(責任ある観光)を推進するための特別プログラム『Aloha+Challenge』についても説明しました。
Aloha+Challengeの詳しい情報はこちら
https://www.allhawaii.jp/article/3819/
ハワイ州観光局7代目親善大使 五十嵐カノア選手
ハワイ州観光局7代目親善大使に就任したプロサーファーの五十嵐カノア選手が、トレーニング先からサプライズでテレビ電話で登場しました。
「Aloha!ハワイ州観光局の親善大使に就任して、とても光栄です。親善大使として、ハワイのアロハスピリットをみんなに届けて行きたいです。また、海はみんなの遊び場なので、大切にしていきたい思いがあります。ハワイの海は世界で一番綺麗な海だと思うので、ビーチクリーンやサーフィンを通じてメッセージを伝えて行きたいです。」
ハワイのサーフカルチャーの魅力とは
ジョージ・カム氏と脇田貴之氏によるトークショー
元クイックシルバーのアロハアンバサダーのジョージ・カムさんは、ハワイの人にとってのサーフィンについて語りました。
「私にとってサーフィンは全てです。今日までの私を作り上げてくれたと思っていますし、また海はみんなをつなげてくれる存在だと思っています。国際大会でサーフィンが種目に選ばれることは、世界にサーフィンを広めたデューク・カハナモクの夢でした。その夢が叶ったことはとても嬉しいです。
サーファーにとって、サーフィンをする上で、一番大切なことは“楽しむ”こと。ぜひハワイでは“Aloha”の気持ちを持って、サーフィンを楽しんで欲しいですね。」
ハワイの海に日本人として名を刻んでいるプロサーファー、脇田貴之さんは、ハワイでのサーフィンについてお話いただきました。
「ハワイにはサーフィンの文化があり、誰もが海に関わっていると感じています。ハワイでは海のパワーをとても感じることができ、マナ(魂)など色んな学びがあります。ぜひサーフィンやハワイの歴史を知った上で、ハワイに来て欲しいと思います。その学びからハワイや海へのリスペクトの気持ちが生まれて、その気持ちは危険が伴う海ではとても大切なポイントになります。
ハワイにはたくさんのサーフスポットがあるので、楽しんでもらいたいですし、アロハスピリットを感じて欲しいです。」
多くの人を魅了するハワイの魅力とは
すみれさんと今井翼さんのトークショー
東京出身ハワイ育ちのすみれさんは、サーフィンとハワイの魅力を教えてくださいました。
「朝早く、日が昇る前にサーフィンをしていて、朝日を見るサーフィンは本当に最高で、とてもパワーをもらっています。
ハワイは私にとって故郷、ホームタウンです。ハワイにしかないアロハスピリット、風も人もアロハスピリットを持っている素敵な場所です。」
ハワイに何度も通うというハワイ好きの今井翼さんは、ハワイの過ごし方と今後挑戦したいことを教えていただきました。
「中学生の頃に初めてハワイに行ってからハワイの虜になって、今では10年以上前から毎年ハワイに行っています。
ハワイでは、ゴーグルをつけて本気で泳ぐことやヨガも好きなので、サーフィンやSUPヨガにも挑戦してみたいですね。」