王族も見守る⁉　深い歴史のあるホノルル・ダウンタウンでの挙式はいかが？

ハワイでご結婚式、素敵ですね！　2023年に入ってから、ハワイで式を挙げられるカップルとご友人、ご家族の方々が、たくさんハワイにいらっしゃっているようです。

ハワイの9、10月は、5、6月と並んでご結婚式の人気シーズンでもあるそう。ご結婚を控え、これから式場探しをされる方、「コロナ禍で挙式をしなかったので、ハワイ旅行と兼ねて式をしようかな」とお考えの方々…などなど、式場探しのご参考に、ホノルルのダウンタウンにある、挙式可能な歴史ある教会などをご紹介します。

ホノルルのダウンタウンの中でも、イオラニ宮殿やカメハメハ大王像の周辺は、王国時代や、1920年代に建てられた歴史ある建物が、きれいに保存されています。見事な細工が施された柱や壁の飾り、壁と屋根の素敵な色合いなど、写真に収めたくなるスポットがたくさん！　まずは、最も長い歴史のある教会をご紹介しましょう。

1820年、アメリカ北東部のボストンを出発したキリスト教宣教師一行がハワイに到達し、この場所に居住許可を得て、布教を始めました。当初は、草ぶきの教会を建てて使っていましたが、風で倒れたり、火事で燃えてしまったりとを繰り返したため、石を使った教会の建設が始まりました。

石で作られた教会としては、最も歴史あるこのカワイアハオ教会は、海底から切り出されたサンゴが固まった石を1万６千個も積み上げて、1842年に完成したものです。

内部はこのように天井がとても高く、２階部分には、代々の王族の肖像画が飾られています。まさに「荘厳」という言葉がぴったりの教会です。

教会が完成すると、数々の重要な式典が行われるなど、ハワイ王国にとって非常に大切な場所として使われてきました。

カワイアハオ教会のパイプオルガンがまた見事です！ご結婚式には、このオルガンも奏でられます。王族の肖像画に見守られながら、最も歴史ある教会で行われるご結婚式…ハワイの歴史を勉強された方には特に、心に響くものがありそうですね。

イギリス国教会の信徒であったカメハメハ4世とエマ女王夫妻が、自らの土地を提供して建てられたのが、聖アンドリュース大聖堂です。イギリス国教会の教会として、ハワイで初めて建てられたこの教会は、完成までにおよそ90年もかかっています。

教会の建設が決まって間もなく、カメハメハ4世がお亡くなりになってしまい、エマ女王自らが、資材の輸入手続きや資金集めまで行い、完成に向けて懸命に携わっていたものです。1958年に完成した大聖堂。こんなに見事なステンドグラスが輝きます。

ステンドグラスは南側にあるので、午後、太陽の光が入ると、床や壁がステンドグラスの色に染まって、これまた綺麗！

入口の横には、カメハメハ4世ご夫妻の姿もガラスに描かれています。こちらの大聖堂がずっと工事中だったこともあり、寄付によってチャペルが建設され、大聖堂の完成まで、そちらが使われていました。それが、こちらのチャペルです。

素敵な回廊を持つパークチャペルは、1932年に完成した歴史ある建物で、内部は、温かみを感じるその雰囲気がとても素敵。

アットホームな雰囲気の式を希望されるカップルには、ピッタリの場所ですね。

挙式前後の写真撮影やフォトウェディングの撮影では、ビーチでの撮影に加えて、装飾が美しい歴史ある建物を背景にするのも素敵です。

1922年に建てられた、楽器がモチーフとなった壁の飾りと、「HAWAII」がたくさん写真に入るハワイシアター前をはじめ、王国時代に建てられ、保存されている貴重な建物の数々は、写真映えするデザインのものばかり。

人生の大切な１ページを彩るご結婚。歴史を感じるダウンタウンでの挙式や撮影も選択肢に入れてみては？

カワイアハオ教会
957 Punchbowl St, Honolulu, HI 96813

聖アンドリュース教会
229 Queen Emma Square, Honolulu, HI 96813